Act-3:「念願」の公演
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!!、お疲れ様でした。
両日現地で参加してきました。
うん、またなんだ。すまない。これはサービスのミリオン商事のウイスキーだ。。。
なんかこう次の公演の直前にノルマクリアみたいに前回のライブを振り返るのもこれはこれで色々と思い出せて良い気がしてきたよ。
ミリオン10th Act-3。ミリオンライブにとって、ライブを主軸として歩んできたこのコンテンツにとって念願の「アニメ公演」でした。
そして、ミリオンスターズが「765プロの一員である」ことを強調したライブでした。
個人的な感想をざっくりまとめると、
- ミリオンライブが765プロの未来であることを実感できてよかった
- 『初星宴舞』に参加できなかった未練をミリオンが晴らしてくれたのが嬉しかった
- 南早紀さんと白石紬の『瑠璃色金魚と花菖蒲』が最高を更新していた
- 全体的にかなり音響が良かった
- 「ミリアニ11話時点の彼女たちならどんなライブをやる(やれる)のか」というコンセプトが面白かった
といったところでしょうか。
最初の2つは似たような視点ですね。Act-3では多くの「765ASの曲」が披露されました。この曲たちは、私にとっては「765プロの曲」です。
この更新が滞っているブログで常々言及してきましたが、765プロの魅力は”どの曲をだれが歌っても良い”という文化にあると思っています。
古くはアイマスの家庭用ゲームが全キャラ全曲分の歌が収録されていて自由に編成できたことに、そして数々のライブで色んな歌われ方をしてストーリーが広がってきたことに、アイマスの魅力があるんじゃないかと思っています。
Act-3で披露された「先輩たちの曲」には、今回、明確に新たなストーリーが生まれました。私が大好きな瞬間でした。
そして、私は765プロのアイドルは13人でも39人でもなく52人だと思っています。Act-3では登壇こそしなかったとは言え、明確にあの13人の存在を感じられました。例えそれがミリアニのストーリー、春日未来が765ASのライブに魅入られてアイドルを目指したことに由来するものであったとしても、やっぱり私が見たいと願ってきたものでした。
次の2つも実は関連しています。Act-3の瑠璃色金魚と花菖蒲はとても良いものでした。かつて5thライブで南早紀さんが「白石紬はまだまだこんなものじゃない」と宣言した、そして白石紬がミリアニ12話で途切れかけたライブを立て直した、「瑠璃色金魚と花菖蒲」がそこにありました。ただただ納得させられるパフォーマンスでした。
私が白石紬Pを名乗っている理由の大きな部分を占めるのは「この子の行く末を最後まで見守りたい」という思いです。私がミリオンライブに触れた日に彼女のアイドルの道が始まり、ずっと一緒に同じ時を過ごしてきた、過ごしてこれたと思っています。
今回の彼女のパフォーマンスは本当に感慨深いものでした。
そしてこのパフォーマンスをしっかりと演出してくれたのが西日本総合展示場 新館です。前評判はお世辞にも良いものでは無かったのですが、ライブを通して音響面で素晴らしい貢献をしてくれたと思っています。
南早紀さんの歌声を受け止めきれる会場はなかなか無いので良い場所で素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたと思います。ほんとうにThank You!
最後の1つ、Act-3のコンセプトは「アニメ公演」ですが、正確を期すならば「アニメの中の彼女たちがやりうる公演」という表現になるのでしょう。
R@ISE THE DREAM!!!、ミリアニで行われたシアターのこけら落とし公演の名前です。
でも、セットリストは全く同じではありませんでした。似ているところもあれば全く違うところもあり、意識しているようで、どこまでも忠実というわけでもなくて、不思議な関係に映るかもしれません。
でも、現実世界でも会場が変更になったり、演者が変更になったり、よく分からない疫病で1年順延したり、きっと裏側で大幅な予定変更が行われていたり、色々とあるものです。型月的に言うなら並行世界というやつでしょうか。(怒られそう)
そしてこれは個人的な好み・価値観の話になるのですが、「分かり切っているモノ・既にあるモノ」をそのまま再現するのはつまらないです。ここは本当に意見の分かれるところだと思うけど、僕はそう思う。
「分かりきっているモノ」を高い次元で表現することを腐しているわけではありません。でもそれなら、最初から何をやるのが明示しているべきだと思います。
クラシックコンサートやフィギュアスケートなどはそうしていると思います。セットリストを伏せて行うのなら、やっぱり想像し得ないものを見せて欲しい、表して欲しい。
オリメン披露は1回目はまあともかく2回目以降はそれなりに意味付けやストーリーの拡張がないとつまらんくない?とか思ってる。
「ミリアニの中の彼女たち」が、「2023年11月3~4日」に、「西日本総合展示場 新館」で、「あのメンバー」を揃えたら、「こういうライブ」をします。
これが今回のコンセプトだった、というのが私の理解です。とても面白かったです。大好きです。
自分の想像を超えたストーリーを見せてもらって、本当に嬉しかったです。ミリオンスターズの可能性はまだまだ無限にあるんだと思わせてくれました。
久々にライブ遠征で知らない街に行けたのも楽しかったです。色々あって最近は開催地もマンネリ気味だったからね…
やっぱツアーは色んなところに行けるし色んなライブを出来るし良いもんですね。
次はAct-4の感想ブログ…の前に2~3本書ければいいなと思っています。サラバダ