ミリオンライブ!9thライブに寄せて
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!、お疲れ様でした。
1/14,15日の両日現地参加して来ました。
情報量が多すぎて何から言及すれば良いのやらというライブでしたが、とにかく楽しくて、あっという間に時間が過ぎ去った2日間でした。
個々にセトリの感想を書き連ねていくのも良いのですが、「周年ライブとは何なのか」という問いの1つの答えが分かった気がしたのでその辺のことを書いていきたいと思います。
過去のエントリーで「周年ライブとはなんなのか」とか「アイマスライブとは何なのか」とか「アイマスライブの何が好きなのか」とかまあ色々と書いているのですが、ミリオンライブにおいては基本的に周年ライブしかリアルライブをやっていないので周年ライブとアイマスライブが同じ意味になっています。
そういうわけであえてこの辺をごっちゃにしてたらたらと書いていこうと思います。
最近の周年ライブには「”分かりやすい”テーマ」が設定されてきました。
6thライブは「テレビ番組」、7thは「キャンプ」、8thは「バレンタイン」などです。
対して今回の9thや私が初めて参加した5thなどは概念的なテーマが設定されていました。
後から振り返って、「あのライブが伝えたいことはこういうことだったんだな」となるようなライブが5thと9thだったのだと思います。
5thライブのテーマは「新しい」こと。新しいメンバー、新しいゲーム、新しい属性。
9thライブのテーマは「確認」だったのではないかと思います。
新メンバーの2人にとってはミリオンスターズの仲間になれたこと、受け入れられたこと、同じ場数を踏めたこと、「もう新メンバーではないこと」の確認の場。
旧来のメンバーにとっては「前回の武道館」からの歩みと成長を確認する場。
8thライブの感想エントリーで「周年ライブっぽいと感じるライブ」の条件として、
- 新CDシリーズのお披露目ノルマをこなすこと
- 周年曲のバトンタッチをすること
- 全員がソロ曲を歌うこと
があるのではないかという仮説を立てました。
個人的には9thはとても周年ライブに参加したという実感を抱いているのですが、今回も「周年曲のバトンタッチ」は行われませんでした。
9thは2/3をクリアしたから周年ライブっぽくて、8thは1つだけだったからそう感じなかったのでしょうか。
しかし、7thRは周年ライブっぽいなという感想を抱いたのでどうも違う気がします。7thRの場合は「周年曲のバトンタッチ」の1つしかクリアしていません。
私が実際に参加した5thから9thまでのライブを振り返って「周年ライブらしいな」と感じたのは5th、6thの地方公演、7thR、 9th。
逆に「良いライブだったけど周年ライブだったのかな?」と思ったのは6th SSA公演と8thでした。
私の中の「周年ライブ」の定義は、「コンテンツとして伝えたいこと受け取る機会」なのではないかと思います。
私は、
5thは「新しい出来事」
6thは「今の属性(Angel, Princess, Fairy)」
7thRは(きっと本来は)「未来への展望」、私が受け取ったのは「再始動」
9thは「確認」
という「伝えたいこと」を受け取りました。
この内容が合っているのか、意図したものなのかは知りません。が、まあ大した問題では無いでしょう。読み手・受け手に任されている部分だと思います。
逆に、6thSSAや8thは外側のライブテーマ自体は明確だったものの、この公演を通して何を伝えたいのか、ミリオンライブはこの公演の前後でどう変るのか、そういった意図を読み取ることが出来ませんでした。
もちろんこれは私の感受性の問題で、きっと何らかを得たプロデューサーも多かったのだと思います。
どちらも素晴らしいパフォーマンスで、楽しいセトリで、アイマスライブらしい発見があった公演でした。ただ、私が期待する周年ライブとは属性が異なるものだったというだけの話です。
私は9thライブの大きな意味は「新メンバー」の2人、白石紬・南早紀さんと桜守歌織・香里有佐さんが名実ともにミリオンスターズに溶け込んだのを改めて「確認」出来たことだと思います。
もちろんずっと前から彼女たちは十分にミリオンスターズの仲間だったのですが、彼女たちが確固たる実感を得るのに「初めてミリオンスターズを見た武道館でミリオンスターズと同じステージに立つ」という儀式は重要だったのだと思います。
今回発表された10thライブツアーにおいてAct-1公演のビジュアルは意図的に紬・歌織の色が使われておらず「37色」で構成されているようです。
対してAct-2公演には紬・歌織の色が追加された「39色」のビジュアルになっています。
このことから10thライブツアーは「ミリオンライブの今までとこれから」がテーマになるのだと思います。
“紬・歌織をハブる”ことになるAct-1の設定は、「これは歴史の再現であって、この2人がミリオンスターズであることに何ら疑いは無い」という共通認識が得られていないと出来ないのではないかと思うのです。
「1人も手放さない」とは何だったのか。「グリマスの亡霊」に媚びを売るのか。そんな馬鹿げた茶化しや流言が出ないような、出たとしても大勢が心から反論出来るような、そんな土台を築けたのではないかと思います。
そんなネガティブな杞憂なんて書かずとも、何の憂いも無くミリシタからのPがグリマス時代の雰囲気を味わえる機会を楽しめるようにする意味があったとか書けば良かったのだろうけれど。
まあここはTwitterではないのでこれくらい書いても問題無いでしょう。
冒頭に書いた通り9thライブではもう色々な情報と感情を浴びてとても言及しきれないので、次のエントリーは10thイヤーに向けてといった題材でまとめたものを書けたら良いなと思います。
書きました→ミリオンライブ!10thイヤーに向けて
(o・∇・o)おわりだよ~
1件のピンバック
ミリオンライブ!10thイヤーに向けて | 瑠璃色交響曲